正常の運動発達で獲得する年齢が最も高いのはどれか。
正常の運動発達で獲得する年齢が最も高いのはどれか。
- ⑴ 座位支えのない座位が安定するのは生後7か月ごろで、つかまり立ちや高這いよりも早く獲得されます。したがって最も遅い項目にはなりません。
- ⑵ 高這い高這いは膝を床から離して四つ這いで進む姿勢で、獲得は生後10か月から12か月ごろです。選択肢の中で最も遅い時期の運動に当たります。
- ⑶ 寝返り寝返りは生後5、6か月ごろに現れる早い時期の運動です。選択肢の中ではむしろ最初に獲得される部類に入ります。
- ⑷ 飛行機肢位飛行機肢位は腹臥位で四肢と頭を反らせる姿勢で、生後5、6か月ごろにみられます。座位より前の段階の反応です。
- ⑸ つかまり立ちつかまり立ちは生後8か月から10か月ごろの獲得で、座位や寝返りより明らかに遅い運動です。高這いと時期が近いため、公表された正答では両方が認められています。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では2・5のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑵と⑸で、どちらを選んでも正解になります。正常発達では、寝返りと飛行機肢位が生後5、6か月ごろ、支えのない座位が7か月ごろに現れ、つかまり立ちは8か月から10か月ごろ、高這いはさらに遅れて10か月から12か月ごろに獲得されます。選択肢のうち獲得時期が遅いのはつかまり立ちと高這いの二つであり、この二つは個人差によって前後することもあるため、公表された正答でも両方が認められています。運動発達は頭から尾へ、中枢から末梢へという順に進むことをあわせて押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成