ソクマル作業療法士

51 歳の男性。境界性パーソナリティ障害。見捨てられ不安が強く、職場や家庭での対…

51 歳の男性。境界性パーソナリティ障害。見捨てられ不安が強く、職場や家庭での対人関係が不安定であった。ストレスが強くなると自傷行為や暴力行為を繰り返し、ストレスが軽減すると精神科デイケアに安定して通所した。母親がデイケア担当の作業療法士に患者対応のアドバイスを求めた。母親への助言・指導で適切でないのはどれか。

解説

正答は⑷です。自傷行為を防ぐために家族が常時監視することは、本人の自律を奪って依存と見捨てられ不安をかえって強め、家族も疲弊するため適切ではありません。境界性パーソナリティ障害の家族支援では、家族自身の生活と時間を守り、患者の言動に巻き込まれず一定の枠組みで対応することが基本になります。家族会などの情報提供や、暴力があればその場を離れて安全を確保するという助言はいずれも適切です。危険が高いときは監視ではなく、医療機関へ連絡する取り決めを作っておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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