ソクマル作業療法士

13 歳の男子。中学校入学後クラスでの様子を心配した担任から母親に連絡があり、母…

13 歳の男子。中学校入学後クラスでの様子を心配した担任から母親に連絡があり、母親に伴われて精神科に来院した。幼少期から物音および匂いに敏感であったという。成績は上位。鉄道に強い興味があり、同級生はその知識にはじめは関心を示したが、一度話し始めると一方的に自分の興味のある話を続けるため、次第に孤立した。本人は他の生徒との関係に無頓着である。最も考えられるのはどれか。

解説

正答は⑷です。幼少期からの音や匂いへの過敏さ、鉄道への強く限定された興味、一方的に話し続ける対人的な相互性の乏しさ、他の生徒との関係への無頓着さは、いずれも自閉症スペクトラム障害の特徴です。知的な遅れがなく成績が上位でも、社会的コミュニケーションの質的な困難と、限定された興味や感覚の特異性がそろえば診断されます。抑うつ、特定の学習領域のつまずき、反社会的な行動、場面によって話せなくなる症状は、この事例の中心症状を説明できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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