親しい人間関係を構築できず、奇異な考え方や風変わりな行動が継続してみられ、パーソ…
親しい人間関係を構築できず、奇異な考え方や風変わりな行動が継続してみられ、パーソナリティ障害を指摘された。最も考えられるのはどれか。
- ⑴ 演技性パーソナリティ障害演技性パーソナリティ障害は注目を集めようとする振る舞いが特徴で、孤立とは逆の傾向です。
- ⑵ 回避性パーソナリティ障害回避性パーソナリティ障害は拒絶を恐れて人を避けるもので、奇異な考え方は伴いません。
- ⑶ 猜疑性〈妄想性〉パーソナリティ障害猜疑性パーソナリティ障害は他者への強い不信が中心で、奇妙な考え方は主体になりません。
- ⑷ シゾイド〈統合失調質〉パーソナリティ障害シゾイドパーソナリティ障害は人との関わりに関心が乏しいもので、奇異な考え方は伴いません。
- ⑸ 統合失調型パーソナリティ障害対人関係の乏しさに加え、奇異な考え方や風変わりな行動が続く点が特徴です。
解説
正解は⑸です。統合失調型パーソナリティ障害は、親しい人間関係を築けないことに加えて、魔術的な考え方や関係念慮、風変わりな外見や話し方といった奇妙さが続くことを特徴とします。幻覚や妄想といった明確な精神病症状には至らない点で統合失調症とは区別されます。奇妙さの有無が鑑別の手がかりになります。パーソナリティ障害は群ごとに特徴をまとめると区別しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成