全身性エリテマトーデスにみられにくいのはどれか。
全身性エリテマトーデスにみられにくいのはどれか。
- ⑴ 頭痛頭痛は神経精神ループスで最も多い症状の一つで、みられやすい所見です。
- ⑵ けいれんけいれんは中枢神経が侵された場合に現れる症状で、みられることがあります。
- ⑶ 被害妄想被害妄想を含む精神病症状も神経精神ループスとして現れることがあります。
- ⑷ 音声チック音声チックはチック症でみられる症状で、全身性エリテマトーデスの所見ではありません。
- ⑸ 気分の変動気分の変動は中枢神経の障害やステロイドの影響としてみられることがあります。
解説
正解は⑷です。全身性エリテマトーデスでは中枢神経が侵されることがあり、頭痛やけいれん、気分の変動、さらに精神病症状や認知機能の低下が現れます。これらは神経精神ループスと呼ばれます。一方、音声チックはTourette症候群などでみられる不随意の発声で、全身性エリテマトーデスの症状ではありません。ステロイドによる精神症状との区別も、経過を見ながら判断していきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成