脳卒中患者の歩行自立と関連が最も少ないのはどれか。
脳卒中患者の歩行自立と関連が最も少ないのはどれか。
- ⑴ 半側空間無視半側空間無視があると障害物に気づかず、ぶつかりや転倒の危険が高まります。
- ⑵ 両側性片麻痺両側性の片麻痺では支持する側の下肢も弱く、歩行の自立が難しくなります。
- ⑶ 深部覚障害深部覚障害では足の位置が分からず、視覚で補えない場面でバランスを崩します。
- ⑷ 注意障害注意障害があると周囲や足元への注意が続かず、転倒につながります。
- ⑸ 失語症言語の障害であり、歩行の自立そのものを左右する要因としては関連が少なくなります。
解説
正解は⑸です。失語症は言葉の理解や表出の障害であり、立位や歩行そのものを妨げるものではありません。指示が伝わりにくいことで練習の進め方に工夫は必要ですが、歩行が自立できるかどうかを左右する要因としては関連が最も少なくなります。他の選択肢はいずれもバランスや安全性に直接関わります。歩行の自立を妨げる要因は、運動機能だけでなく認知面からも確かめましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成