副交感神経の作用で抑制されるのはどれか。
副交感神経の作用で抑制されるのはどれか。
- ⑴ 膵液分泌副交感神経は膵液の分泌を促進します。消化を進める方向に働きます。
- ⑵ 気管支筋収縮副交感神経は気管支平滑筋を収縮させます。気道を広げるのは交感神経です。
- ⑶ 房室伝導速度迷走神経を介して房室結節の伝導を遅くし、心拍数を下げます。
- ⑷ 直腸平滑筋収縮副交感神経は直腸平滑筋を収縮させ、排便を促します。
- ⑸ グリコーゲン合成副交感神経はインスリン分泌を促してグリコーゲンの合成を進める方向に働きます。
解説
正解は⑶です。副交感神経は心臓に対しては抑制的に働き、迷走神経を介して洞房結節の自動能を下げ、房室結節での伝導速度を遅くします。その結果、心拍数が減り、心臓の仕事量が抑えられます。一方で消化器に対しては促進的に働くので、臓器ごとに作用の向きが違う点を整理しておきましょう。交感神経と副交感神経の作用は、臓器ごとに対にして覚えると混乱しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成