心臓の構造で正しいのはどれか。
心臓の構造で正しいのはどれか。
- ⑴ 僧帽弁は3 尖である。僧帽弁は2尖です。3尖なのは右房室弁である三尖弁になります。
- ⑵ 大動脈弁は2 尖である。大動脈弁は3尖です。2尖の場合は先天異常である二尖弁になります。
- ⑶ 洞房結節は左心房にある。洞房結節は右心房の上大静脈開口部付近にあり、左心房ではありません。
- ⑷ 卵円窩は心房中隔にある。卵円孔が閉じた跡として心房中隔に残るくぼみです。
- ⑸ 三尖弁は右心室の流出口にある。三尖弁は右心房と右心室の間にある流入口の弁です。流出口にあるのは肺動脈弁です。
解説
正解は⑷です。卵円窩は心房中隔の右心房側にあるくぼみで、胎児期に左右の心房をつないでいた卵円孔が出生後に閉じた跡です。ここが閉じないまま残ると卵円孔開存となり、奇異性塞栓の原因になることがあります。心臓の構造は、弁の尖数や刺激伝導系の位置と合わせて整理しておきましょう。胎児循環の名残として残る構造には、動脈管索や臍動脈索などもあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成