脊髄で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
脊髄で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 膨大部は3 つある。脊髄の膨大部は頸膨大と腰膨大の2つで、3つではありません。
- ⑵ 前角は白質からなる。前角は神経細胞体が集まる灰白質からなります。白質は周囲の線維の部分です。
- ⑶ 後根は脊髄神経節をつくる。後根には感覚神経の細胞体が集まり、脊髄神経節をつくります。
- ⑷ 交感神経は胸髄と腰髄とから出る。交感神経の節前線維は胸髄から上位腰髄の側角から出ます。
- ⑸ 脊髄円錐は第3 、4 腰椎のレベルにある。成人の脊髄円錐は第1から第2腰椎の高さにあり、第3、4腰椎ではありません。
解説
正解は⑶と⑷です。後根には感覚神経の細胞体が集まって膨らみをつくっており、これを脊髄神経節と呼びます。また交感神経の節前線維は第1胸髄から第2腰髄あたりの側角から出るため、胸髄と腰髄から出るという記述も正しくなります。前根からは運動線維が出るという対応と合わせて整理しておきましょう。前根と後根の役割の違いは、Bell-Magendieの法則として整理されています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成