他の認知症と比較して、Lewy 小体型認知症患者にみられやすいのはどれか。
他の認知症と比較して、Lewy 小体型認知症患者にみられやすいのはどれか。
- ⑴ 失行失行はAlzheimer型認知症で頭頂葉の障害が進むと現れる症状です。
- ⑵ 失語失語は血管性認知症や前頭側頭型認知症、Alzheimer型認知症で問題になります。
- ⑶ 失認失認もAlzheimer型認知症の進行期にみられる症状で、特徴的な違いにはなりません。
- ⑷ 尿失禁尿失禁は正常圧水頭症や血管性認知症で早期から目立つ症状です。
- ⑸ 静止時振戦パーキンソニズムの一つで、他の認知症と比べてみられやすい症状です。
解説
正解は⑸です。Lewy小体型認知症では、脳幹から大脳皮質にかけてLewy小体が広がり、パーキンソニズムが現れます。静止時振戦、筋固縮、動作緩慢がみられ、転倒しやすくなる点が他の認知症との大きな違いです。加えて、具体的な幻視や認知機能の変動、レム睡眠行動障害も特徴として押さえておきましょう。抗精神病薬に過敏で副作用が出やすい点も、関わるうえで注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成