脳卒中片麻痺の上肢に対する機能回復訓練の課題内容で適切なのはどれか。
脳卒中片麻痺の上肢に対する機能回復訓練の課題内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 運動は巧緻運動から粗大運動にする。運動は粗大なものから巧緻なものへ進めます。順序が逆になっています。
- ⑵ 運動速度は速いものから遅いものにする。速度は遅いものから速いものへ上げていきます。順序が逆になっています。
- ⑶ 課題は単純なものから複雑なものにする。単純な課題から複雑な課題へ進めるのが運動学習の基本的な順序です。
- ⑷ 運動パターンは分離運動から共同運動にする。運動パターンは共同運動から分離運動へと進みます。順序が逆になっています。
- ⑸ 課題の所要時間は長いものから短いものにする。所要時間は短いものから始め、持続できるようになってから長くしていきます。
解説
正解は⑶です。運動学習では、まず少ない要素でできる単純な課題から始め、達成できたら要素を増やして複雑な課題へ進めます。易しい課題で成功体験を重ねることが意欲につながり、動作の定着も進みます。粗大な運動から巧緻な運動へ、ゆっくりした速度から速い速度へという順序と合わせて、課題設定の原則として押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成