洗顔ができない単関節の障害における関節運動と可動域制限の組合せで正しいのはどれか…
洗顔ができない単関節の障害における関節運動と可動域制限の組合せで正しいのはどれか。ただし、自助具は使用しないものとする。
- ⑴ 肩関節屈曲 ― 40°洗顔は肩関節を大きく挙げなくても行えるため、屈曲40°でも代償を使って可能です。
- ⑵ 肩関節内旋 ― 60°肩関節内旋60°は洗顔に必要な範囲を満たしており、動作の妨げにはなりません。
- ⑶ 肘関節屈曲 ― 50°肘屈曲が50°では手が顔に届かず、洗顔ができなくなります。
- ⑷ 前腕回外 ― 60°前腕回外60°あれば手掌を使って顔を洗うことができます。
- ⑸ 手関節背屈 ― 10°手関節背屈10°でも、肘と肩の動きで手を顔に当てることができます。
解説
正解は⑶です。洗顔では手を顔まで運ぶ必要があり、そのためには肘関節を130〜140°ほど屈曲させなければなりません。屈曲が50°までに制限されると手が顔に届かず、自助具を使わなければ洗顔ができなくなります。手を口や顔に運ぶ動作には肘の深い屈曲が欠かせないという点を、食事動作と合わせて押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成