ソクマル作業療法士

60 歳の男性。Alzheimer 型認知症。若いころから日曜大工が趣味で、本棚…

60 歳の男性。Alzheimer 型認知症。若いころから日曜大工が趣味で、本棚や花壇などを作っていた。1 年前から食事をしたことを忘れるようになった。最近、置き忘れた財布を「盗まれた」などと言い、家庭内でのトラブルが多くなり精神科を受診して入院となった。作業療法導入時、「ここは学校ですか。私は仕事がありますので帰ります」と言い、作業療法室内を歩き回り、他の患者に対する怒声や暴言が観察された。この時期の作業療法士の対応で優先すべきなのはどれか。

解説

正解は⑶です。見当識が障害されて場所が分からず、不安と混乱から帰宅を訴え、他の患者に怒声を向けている状態です。まずは安心して過ごせるように、静かな場所を用意し、作業療法士がそばで声をかけながら場の雰囲気に馴れてもらうことが優先されます。安心感が得られてから、本人の経験を生かせる活動へ少しずつ広げていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成

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