強迫性障害で正しいのはどれか。
強迫性障害で正しいのはどれか。
- ⑴ 薬物療法は無効である。選択的セロトニン再取り込み阻害薬が有効とされており、薬物療法は治療の柱の一つです。
- ⑵ 曝露反応妨害法が行われる。不安場面に曝露しながら強迫行為を行わせない、有効性の確かめられた治療法です。
- ⑶ 強迫行為はさせられ体験による。させられ体験は統合失調症の自我障害で、強迫行為は自分の意志で行っていると自覚されています。
- ⑷ うつ病を合併することはまれである。うつ病の合併は多く、経過の中で抑うつ症状が現れることはまれではありません。
- ⑸ 患者は強迫行為の不合理性を自覚していない。患者は不合理だと分かりながらやめられないという点が特徴で、自覚がないわけではありません。
解説
正解は⑵です。曝露反応妨害法は、不安を引き起こす状況にあえて身を置きながら、それを打ち消すための強迫行為を行わないようにする行動療法の技法で、強迫性障害の治療として有効性が確かめられています。不安は時間とともに自然に下がることを体験してもらうことが要点で、段階を踏んで無理のない課題から進めていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成