原始反射と誘発される運動の組合せで正しいのはどれか。
原始反射と誘発される運動の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 探索反射 ― 頸部の側屈探索反射は口の周りを刺激すると刺激の方へ顔を向けて口を開く反射で、頸部の側屈ではありません。
- ⑵ Galant 反射 ― 体幹の回旋Galant反射は背部の脊柱の側方を刺激すると、刺激した側へ体幹が側屈する反射です。
- ⑶ 交差性伸展反射 ― 刺激反対側の下肢の伸展刺激した側と反対の下肢が伸展する反射で、記述のとおりです。
- ⑷ 非対称性緊張性頸反射 ― 頸部を回旋させた側の上肢と下肢の伸展顔を向けた側の上下肢が伸展する反射で、記述のとおりです。
- ⑸ 対称性緊張性頸反射(頸部伸展) ― 上肢の屈曲と下肢の伸展対称性緊張性頸反射で頸部を伸展させると、上肢は伸展し下肢は屈曲します。記述は逆になっています。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では3・4のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑶と⑷で、どちらを選んでも正解になります。交差性伸展反射は、一方の下肢に痛み刺激を加えると、まずその下肢が屈曲し、続いて反対側の下肢が伸展する反射です。非対称性緊張性頸反射は、顔を向けた側の上下肢が伸び、後頭側の上下肢が曲がるもので、フェンシングの構えのような姿勢になります。出現と消失の時期も合わせて整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成