性的な欲動をコントロールするために、性的なことを理論的に分析しようとする防衛機制…
性的な欲動をコントロールするために、性的なことを理論的に分析しようとする防衛機制はどれか。
- ⑴ 抑圧抑圧は受け入れがたい感情や記憶を意識から締め出すもので、理屈に置き換える働きではありません。
- ⑵ 行動化行動化は感情を言葉にせず行動として表すもので、欲動を抑える働きとは逆になります。
- ⑶ 知性化感情を理屈や知識の次元に移し替えることで、直接感じることを避ける防衛機制です。
- ⑷ 反動形成反動形成は本来の欲求と正反対の態度をとるもので、理論的な分析とは異なります。
- ⑸ スプリッティングスプリッティングは対象をよいか悪いかに極端に分ける防衛機制で、境界性の病理でよくみられます。
解説
正解は⑶です。知性化は、受け入れがたい感情や欲動を、理屈や知識として扱うことで直接感じずにすませる防衛機制です。性的な話題を学問的に分析する態度に置き換えるのは、その典型になります。防衛機制は、どの感情をどのように処理しているかという観点で整理すると、似た言葉との区別がつきやすくなります。どの防衛機制も本人は意識しておらず、無意識に働く点が共通しています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成