足部内側縦アーチの維持に最も関与するのはどれか。
足部内側縦アーチの維持に最も関与するのはどれか。
- ⑴ 三角靱帯三角靱帯は足関節の内側を安定させる靱帯で、アーチを直接支える主役ではありません。
- ⑵ 長足底靱帯長足底靱帯は足底の外側を走り、外側縦アーチの保持に関わります。
- ⑶ 後脛骨筋腱が内果の後ろを回ってアーチの頂点に付き、内側縦アーチを吊り上げます。
- ⑷ 足底筋足底筋は細く退化的な筋で、アーチの保持に果たす役割はごくわずかです。
- ⑸ 第三腓骨筋第三腓骨筋は足を背屈・外がえしさせる筋で、内側縦アーチの保持には関与しません。
解説
正解は⑶です。後脛骨筋は下腿の深層から起こり、腱が内果の後ろを回って舟状骨をはじめ足根骨と中足骨に広く付きます。この走行によってアーチの頂点を上から吊り上げるように働くため、内側縦アーチを動的に支える最も重要な筋とされます。腱が傷むと扁平足が進むことからも、その役割の大きさが分かります。静的には底側踵舟靱帯や足底腱膜も働くので、筋と靱帯を分けて整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成