女性生殖器で誤っているのはどれか。
女性生殖器で誤っているのはどれか。
- ⑴ 原始卵胞は新生児にある。原始卵胞は胎児期につくられ、新生児の卵巣にすでに存在しているので記述は正しいです。
- ⑵ 成人の卵巣の重さは約6 g である。成人の卵巣は片側で6g前後とされており、記述は正しいです。
- ⑶ 原始卵胞の成熟は思春期に始まる。原始卵胞が成熟を始めるのは思春期で、性腺刺激ホルモンの分泌が増えてからです。記述は正しいです。
- ⑷ 卵細胞は始原生殖細胞に由来する。卵細胞は胎生期の始原生殖細胞に由来し、記述は正しいです。
- ⑸ 黄体ホルモン上昇により排卵が誘発される。排卵を誘発するのは黄体形成ホルモンで、黄体ホルモンは排卵後に上昇します。
解説
正解は⑸です。排卵を引き起こすのは下垂体前葉から急激に分泌される黄体形成ホルモンで、これを黄体形成ホルモンサージと呼びます。黄体ホルモンすなわちプロゲステロンは、排卵のあとに形成された黄体から分泌されて子宮内膜を厚く保つ働きをするので、排卵を誘発するという記述は順序が逆になります。ホルモンの名称が似ているので、分泌元と作用の時期を合わせて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成