肺の構造で正しいのはどれか。
肺の構造で正しいのはどれか。
- ⑴ 左肺には3 本の葉気管支がある。左肺は上葉と下葉の2葉なので葉気管支は2本です。3本あるのは右肺になります。
- ⑵ 1 本の葉気管支は6 本の区域気管支に分かれる。区域気管支の数は葉によって異なり、1本の葉気管支が必ず6本に分かれるわけではありません。
- ⑶ 左肺には12 本の区域気管支がある。区域気管支は右肺が10本、左肺は8本前後で、12本にはなりません。
- ⑷ 細気管支は軟骨を欠く。細気管支には軟骨がなく、平滑筋によって内腔の太さが調節されます。
- ⑸ 左右の肺には約5,000 万個の肺胞が存在する。肺胞の数は左右合わせて3億から5億個とされており、5,000万個では少なすぎます。
解説
正解は⑷です。気管支は枝分かれを重ねるにつれて壁の軟骨が減っていき、直径2mmほどの細気管支になると軟骨をもたなくなります。軟骨がない代わりに平滑筋が発達しており、自律神経の働きで内腔の太さが変わります。気管支喘息で呼吸が苦しくなるのは、この細気管支の平滑筋が縮んで内腔が狭くなるためです。葉気管支と区域気管支の数は左右で異なるため、合わせて整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成