認知症患者の認知機能を高めるための介入法として最も適切なのはどれか。
認知症患者の認知機能を高めるための介入法として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 回想法回想法は昔の思い出を語り合って情緒の安定や交流を促す方法で、認知機能への直接の働きかけではありません。
- ⑵ ピアサポートピアサポートは同じ立場の人どうしが支え合う仕組みで、認知機能を高める技法ではありません。
- ⑶ マインドフルネスマインドフルネスは今の体験に注意を向ける方法で、ストレスの低減を主な目的としています。
- ⑷ バリデーション療法バリデーション療法は認知症の人の感情を受け止めて共感する関わり方で、見当識の改善は目的としません。
- ⑸ リアリティオリエンテーション現実の情報を繰り返し伝えて見当識を保つ、認知機能に働きかける介入法です。
解説
正解は⑸です。リアリティオリエンテーションは、今日の日付や場所、季節といった現実の情報を会話や掲示を通じて繰り返し伝え、見当識を保つことを目的とした介入法です。日常の関わりの中で行う方法と、少人数の集団で定期的に行う方法があり、認知機能に直接働きかける代表的な技法として位置づけられています。見当識が保たれると生活の混乱が減り、不安の軽減にもつながります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成