自閉症スペクトラム障害にみられる行動の特徴として最も適切なのはどれか。
自閉症スペクトラム障害にみられる行動の特徴として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 冗談が通じない。言外の意味を読み取ることが苦手で、冗談や皮肉が通じにくい特徴があります。
- ⑵ ケアレスミスが多い。ケアレスミスの多さは注意欠如・多動症の不注意の特徴です。
- ⑶ 語の途中で区切って読む。語の途中で区切って読むのは限局性学習症のうち読字の障害でみられます。
- ⑷ 突発的にまばたきを繰り返す。突発的に繰り返すまばたきはチック症の運動チックにあたります。
- ⑸ 家ではよく話すが学校では全く話さない。家では話せるのに特定の場面で話せなくなるのは場面緘黙の特徴です。
解説
正解は⑴です。自閉症スペクトラム障害では、言葉を字句どおりに受け取る傾向が強く、冗談や皮肉、たとえ話といった言外の意味をくみ取ることが苦手です。相手の表情や場の雰囲気から意図を読み取る社会的コミュニケーションの困難さが中心にあり、これにこだわりの強さや感覚の過敏さが加わります。他の発達障害の特徴と混同しないよう整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成