Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢのParkinson 病への作業…
Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢのParkinson 病への作業療法で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 車椅子操作車椅子操作が必要になるのは歩行が困難になるステージⅣ以降で、この時期には歩行能力を保つことを優先します。
- ⑵ 万能カフの導入万能カフは手指で物を握れない場合に用いる自助具で、把持が可能なこの段階では必要ありません。
- ⑶ 音声入力によるパソコン操作音声入力は上肢の操作が難しくなってからの手段で、構音障害が進むと使いにくくなります。
- ⑷ 棒体操による頸部体幹伸展運動前傾姿勢の進行を防ぎ、頸部と体幹の可動域を保つ運動として適しています。
- ⑸ 机上での細かいビーズを用いた手芸細かいビーズの手芸は振戦や固縮のある患者には難しく、失敗体験になりやすい課題です。
解説
正解は⑷です。Hoehn&Yahr重症度分類のステージⅢは、姿勢反射障害が現れて方向転換で不安定になるものの、歩行は可能で日常生活はおおむね自立している段階です。この時期は前かがみの姿勢が強まりやすいため、棒を使った体操で頸部と体幹を伸ばす運動を続け、姿勢の崩れと可動域の制限が進むのを防ぐことが適切になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成