心不全患者への生活指導で適切なのはどれか。 2 つ選べ。
心不全患者への生活指導で適切なのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 1 日4 L 飲水する。1日4Lの飲水は多すぎます。心不全では循環血液量が増えて心負荷が高まるため水分は制限します。
- ⑵ 食事の直後に入浴する。食直後は消化のために血液が腹部へ集まっており、入浴を重ねると心臓の負担が大きくなります。
- ⑶ 入浴は44 ℃の湯に浸かる。44℃の高温浴は血圧の変動と心拍数の増加を招くため、ぬるめの湯に短時間つかります。
- ⑷ 冬季には肌の露出を少なくする。寒冷による血管の収縮と血圧上昇を防ぎ、心臓の負担を抑えられます。
- ⑸ 1 日の塩分摂取量を6 g 未満に制限する。減塩は体液量の増加を防ぎ、心不全の増悪を予防する基本の指導です。
解説
正解は⑷と⑸です。心不全では心臓にかかる負担を減らす生活が基本になります。寒い場所で肌を露出すると血管が縮んで血圧が上がり、心臓の仕事量が増えるため、冬は肌の露出を少なくして急な温度差を避けます。塩分をとりすぎると体内に水がたまって心臓に戻る血液量が増えるので、1日6g未満の減塩を続けます。体重の急な増加はむくみのサインなので、毎日測って記録しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成