ソクマル作業療法士

60 歳の女性。右中大脳動脈閉塞による脳梗塞。左片麻痺や感覚障害は重度で、車椅子…

60 歳の女性。右中大脳動脈閉塞による脳梗塞。左片麻痺や感覚障害は重度で、車椅子座位では頸部右回旋がみられる。また、食事時にはしばしば左側の見落としがみられる。机上での模写検査の結果を図に示す。結果の解釈として最も適切なのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵です。右中大脳動脈領域の梗塞では左半側空間無視が起こりやすく、頸部の右回旋や食事での左側の見落としはその徴候です。しかし示された模写では、花の左側の花弁は欠けているものの、地面の左端にある草は描かれており、左方へ視線と注意が向いたことが読み取れます。つまり左方探索は行われており、左側をまったく描かない重度の無視とは言えません。模写検査は空間の把握と注意の偏りをみる検査です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成

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