腰部脊柱管狭窄症で正しいのはどれか。
腰部脊柱管狭窄症で正しいのはどれか。
- ⑴ 先天発症が多い。多くは加齢による椎間板や靱帯、椎間関節の変化で起こり、先天性のものは少数です。
- ⑵ 内反尖足を生じる。内反尖足は痙性麻痺でみられる変形で、この疾患の典型的な所見ではありません。
- ⑶ 間欠性跛行を生じる。歩行で症状が強まり、前かがみで休むと改善する跛行が特徴です。
- ⑷ 腰椎前屈で症状が増強する。前屈では脊柱管が広がって症状が軽くなります。増強するのは後屈です。
- ⑸ 下肢の深部腱反射は亢進する。末梢神経が圧迫されるため、下肢の深部腱反射は減弱または消失します。
解説
正解は⑶です。腰部脊柱管狭窄症では、歩いているうちに下肢のしびれや痛みが強まって歩けなくなり、腰を曲げて少し休むとまた歩けるようになる間欠性跛行が現れます。前かがみになると脊柱管が広がって神経への圧迫がやわらぐためで、自転車なら長く乗れることも特徴になります。保存療法では姿勢の指導と運動療法を行い、改善しない場合は手術を検討します。歩ける距離を記録しておくと経過が分かりやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成