多発性筋炎にみられる所見はどれか。
多発性筋炎にみられる所見はどれか。
- ⑴ 蝶形紅斑蝶形紅斑は全身性エリテマトーデスの皮膚症状です。
- ⑵ 深部腱反射亢進筋そのものの病気であるため、深部腱反射は正常か減弱します。
- ⑶ 手袋靴下型感覚障害手袋靴下型の感覚障害は末梢神経障害でみられる所見です。
- ⑷ 筋電図での高振幅電位波形筋原性変化では低振幅で持続の短い電位が出ます。高振幅は神経原性変化の所見です。
- ⑸ 血清クレアチンキナーゼ上昇筋線維の破壊を反映して血清クレアチンキナーゼが上昇します。
解説
正解は⑸です。多発性筋炎では筋線維が壊れるため、筋に含まれるクレアチンキナーゼが血中へ漏れ出して著しく上昇します。この値は病気の活動性を反映するので、治療の効果を確かめる指標としても用いられます。肩や股関節まわりの近位筋から筋力が落ちる点も合わせて押さえておきましょう。治療ではステロイドが用いられ、筋力の回復に合わせて運動量を調整します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成