精神科作業療法のインフォームドコンセントについて適切なのはどれか。
精神科作業療法のインフォームドコンセントについて適切なのはどれか。
- ⑴ 作業種目を変更する場合の同意は必要ない。作業種目を変えるときも、内容と理由を説明して改めて同意を得る必要があります。
- ⑵ 医療保護入院の入院患者は同意を得る必要はない。入院形態にかかわらず、作業療法への参加については本人の同意が必要です。
- ⑶ 言語理解が困難な場合は誘導しながら同意を得る。誘導して同意を得ることは自由な意思に基づく同意とは言えず、適切ではありません。
- ⑷ 活動内容の説明は良好な患者―治療者関係の構築に必要である。分かる言葉で説明することが、信頼関係を築く土台になります。
- ⑸ 精神症状が重篤な場合は患者の同意よりも治療効果が優先される。症状が重い場合でも同意は必要で、治療効果を理由に省くことはできません。
解説
正解は⑷です。これから何をどのように行うのかを分かる言葉で説明し、本人が納得して参加できるようにすることは、信頼関係を築く第一歩になります。説明を省いて進めると、やらされているという感覚が強まり、参加が続きません。精神科であっても同意を得る手続きは変わらない点を押さえておきましょう。説明した内容が伝わったかを確かめることも大切になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成