多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 男性に多い。多発性硬化症は女性に多く、男性の2倍以上の頻度で発症します。
- ⑵ 脱髄病変がみられる。中枢神経の髄鞘が壊れる脱髄性疾患です。
- ⑶ 発症は70 代以上に多い。発症は20〜30歳代に多く、70代以上での発症はまれです。
- ⑷ 神経症状の進行は稀である。再発を繰り返すうちに障害が積み重なり、進行する経過をとることが少なくありません。
- ⑸ 視力低下が出現する頻度が高い。視神経炎による視力低下は初発症状として多くみられます。
解説
正解は⑵と⑸です。多発性硬化症は中枢神経のあちこちに脱髄の病巣ができる疾患で、時間と場所を変えて再発と寛解を繰り返します。初発の症状として視神経炎による視力低下や視野の異常が多く、ものが見えにくい、色が分かりにくいという訴えで受診することがあります。経過の特徴とあわせて押さえておきましょう。再発を防ぐため、疲労や発熱を避ける生活指導も大切になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成