脳波検査について誤っているのはどれか。
脳波検査について誤っているのはどれか。
- ⑴ 開眼すると α 波が抑制される。開眼するとα波は抑制されます。これをα blockingと呼び、記述は正しいです。
- ⑵ 周波数は α 波より β 波の方が大きい。β波は14Hz以上でα波より周波数が高く、記述は正しいです。
- ⑶ ノンレム睡眠では高振幅徐波が出現する。ノンレム睡眠の深い段階では高振幅の徐波が現れ、記述は正しいです。
- ⑷ 小児では成人に比べて背景活動の周波数が低い。小児では背景活動の周波数が成人より低く、成長とともに速くなります。
- ⑸ 成人の安静覚醒閉眼時の背景活動は θ 帯域である。成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はα帯域であり、θ帯域ではありません。
解説
正解は⑸です。成人が安静にして目を閉じているときの背景活動は、8〜13Hzのα帯域の波が後頭部優位に現れます。θ帯域は4〜8Hzの徐波で、覚醒した成人の背景活動としては異常所見にあたります。周波数帯域と年齢、覚醒の状態を組み合わせて脳波を読む点を押さえておきましょう。てんかんの診断では、過呼吸や光刺激による賦活も行われます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成