膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。
膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。
- ⑴ 斜膝窩靱帯の緊張斜膝窩靱帯は膝の後面にあり、伸展を制限する靱帯です。
- ⑵ 前十字靱帯の緊張前十字靱帯は脛骨が前へ出るのを防ぐ靱帯で、屈曲の制限因子ではありません。
- ⑶ 大腿後面と下腿後面の接触大腿後面とふくらはぎが接することで屈曲が止まります。
- ⑷ 大腿骨の転がり運動の出現転がり運動は屈曲の初期に起こる正常な動きで、制限する要素ではありません。
- ⑸ 内側側副靱帯の緊張内側側副靱帯は外反と伸展を制限する靱帯で、屈曲の制限因子ではありません。
解説
正解は⑶です。膝を深く曲げていくと、最後は大腿の後面とふくらはぎの後面が触れ合って、それ以上曲がらなくなります。このように軟部組織どうしが接することで止まる制限を軟部組織性の最終域感と呼びます。靱帯の緊張で止まる関節とは終わり方が違うので、触れたときの感触で区別できます。可動域が制限されているときは、何が止めているのかを確かめましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成