エネルギー代謝で誤っているのはどれか。
エネルギー代謝で誤っているのはどれか。
- ⑴ 安静時代謝量は基礎代謝量より小さい。安静時代謝量は基礎代謝量より大きく、およそ2割多くなります。
- ⑵ 基礎代謝量はホルモンの影響を受ける。甲状腺ホルモンなどの影響を受けるため、記述は正しいです。
- ⑶ 安静時代謝量は体重減少により低下する。体重が減ると代謝する組織量が減るため代謝量も下がり、記述は正しいです。
- ⑷ 呼吸商は脂肪の燃焼が多くなると低下する。呼吸商は糖質で1.0、脂肪で0.7となるため、脂肪の燃焼が増えると低下します。
- ⑸ 代謝当量1単位は酸素3.5 mL/kg/分の摂取量を基準としている。1METは酸素摂取量3.5mL/kg/分を基準としており、記述は正しいです。
解説
正解は⑴です。基礎代謝量は早朝の空腹時に横になって安静にしている状態で測る最小のエネルギー消費量です。安静時代謝量は座った姿勢で測るため、姿勢を保つ筋活動や食事の影響が加わり、基礎代謝量よりおよそ2割多くなります。したがって安静時代謝量のほうが小さいという記述は誤りです。活動量の指標としてMETsを使うと、運動の強さを比べやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成