てんかんについて正しいのはどれか。
てんかんについて正しいのはどれか。
- ⑴ 不眠はてんかん発作を誘発しやすい。睡眠不足や不眠は発作の代表的な誘因です。
- ⑵ 重症度の評価に知能テストが有効である。重症度は発作の型と頻度で評価します。知能テストは重症度の指標にはなりません。
- ⑶ てんかん発作時には意識障害が必発である。単純部分発作のように意識が保たれる発作もあり、意識障害は必発ではありません。
- ⑷ West 症候群の発症のピークは3〜5歳である。West症候群の発症のピークは生後3〜11か月で、3〜5歳ではありません。
- ⑸ 特発性てんかんは明らかな脳器質性の原因が認められる。明らかな脳の器質的原因があるものは症候性てんかんで、特発性とは区別されます。
解説
正解は⑴です。てんかん発作は睡眠不足や不眠、過労、飲酒、発熱、過呼吸、光刺激などによって誘発されやすくなります。そのため生活指導では規則正しい睡眠を保つことが基本になり、服薬を続けることと合わせて再発予防の柱になります。作業療法でも疲労が強まらないよう活動量を調整しましょう。発作時の対応と誘因の回避を、本人と家族の双方に伝えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成