感度・特異度について正しいのはどれか。
感度・特異度について正しいのはどれか。
- ⑴ 血液検査は特異度が高い。血液検査の特異度は項目によって大きく異なり、一律に高いとは言えません。
- ⑵ 感度が高いと見落としが多い。感度が高いほど陽性を拾い上げられるので、見落としは少なくなります。
- ⑶ 特異度が高いと過剰診断が少ない。偽陽性が少なくなるため、過剰診断が減ります。
- ⑷ 信頼区間が広いと再現性が高くなる。信頼区間が広いことは推定の精度が低いことを意味し、再現性が高いとは言えません。
- ⑸ 感度の高い検査としてエックス線による肺がんの発見がある。胸部エックス線による肺がんの発見は感度が高いとは言えず、見落としが問題になります。
解説
正解は⑶です。特異度は、病気でない人を正しく陰性と判定できる割合のことです。特異度が高い検査では偽陽性が少なくなるため、本来は病気でない人を病気と判定してしまう過剰診断が減ります。感度は病気の人を正しく陽性と判定する割合で、見落としの少なさに関わります。二つの違いを区別して覚えておきましょう。どちらを重視するかは、見つけたい病気と検査の目的によって変わります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成