抗コリン薬の作用で生じにくいのはどれか。
抗コリン薬の作用で生じにくいのはどれか。
- ⑴ 尿閉膀胱の排尿筋が弛緩して尿閉を起こしやすくなります。
- ⑵ 便秘腸の蠕動が抑えられて便秘を起こしやすくなります。
- ⑶ 流涎唾液の分泌は減るため、流涎は生じにくくなります。
- ⑷ せん妄中枢への作用により、高齢者ではせん妄が起こることがあります。
- ⑸ めまいめまいやふらつきも起こりやすく、転倒の原因になります。
解説
正解は⑶です。抗コリン薬はアセチルコリンの働きを妨げるため、唾液の分泌はむしろ減って口が渇きます。流涎すなわちよだれが増えることはありません。逆に、便秘、尿閉、口渇、かすみ目、頻脈が起こりやすく、高齢者ではせん妄やめまい、ふらつきにも注意が必要です。高齢者では服薬内容を確認し、転倒やせん妄との関連を考えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成