痙縮の治療に用いられるボツリヌス毒素の作用部位はどれか。
痙縮の治療に用いられるボツリヌス毒素の作用部位はどれか。
- ⑴ 筋小胞体筋小胞体はカルシウムを貯える細胞内の構造で、毒素の作用部位ではありません。
- ⑵ 脊髄前角脊髄前角には運動ニューロンの細胞体がありますが、毒素はここには働きません。
- ⑶ 脊髄前根脊髄前根は運動線維の通り道で、作用部位ではありません。
- ⑷ 運動神経終末神経終末でアセチルコリンの放出を妨げます。
- ⑸ 脊髄後根神経節脊髄後根神経節は感覚の一次ニューロンがある場所で、作用部位ではありません。
解説
正解は⑷です。ボツリヌス毒素は運動神経の終末に取り込まれ、アセチルコリンを含む小胞が放出されるのを妨げます。その結果、筋への指令が伝わらなくなって筋緊張が下がります。効果は3か月前後で薄れるため、繰り返し注射しながら運動療法や装具と組み合わせていきます。効果は3か月前後で薄れるため、運動療法や装具と組み合わせていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成