標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。
標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。
- ⑴ 手洗いは7秒以内で行う。手洗いは流水と石鹸で30秒以上かけて行います。7秒では汚れを落とせません。
- ⑵ 手袋着用前は手洗いの必要はない。手袋を着ける前後とも手指衛生を行います。手袋は手洗いの代わりにはなりません。
- ⑶ 感染症患者を隔離することが含まれる。隔離は感染経路別予防策にあたるもので、標準予防策には含まれません。
- ⑷ 患者同士の接触による感染予防が目的である。目的は患者と医療者の双方を守ることであり、患者同士の接触に限りません。
- ⑸ すべての患者の排泄物は感染性があるとみなす。すべての患者の排泄物などを感染の危険があるものとして扱います。
解説
正解は⑸です。標準予防策では、血液、体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚と粘膜はすべて感染の危険があるものとみなして扱います。感染症の有無にかかわらず、すべての患者に対して同じように行うことが要点で、手指衛生と手袋などの個人防護具の使い分けが基本になります。手指衛生と個人防護具の使い分けが、標準予防策の基本になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成