小児の四肢切断について正しいのはどれか。
小児の四肢切断について正しいのはどれか。
- ⑴ 後天性四肢切断は女児に多い。後天性の切断は事故によるものが多く、活動的な男児に多く生じます。
- ⑵ 義手の装着開始時期は4歳ころが適切である。義手の装着は座位が安定する生後6か月ごろから始めることが勧められます。
- ⑶ 下腿切断では成長に伴い外反膝変形を生じやすい。下腿切断では骨の過成長が問題となり、外反膝が生じやすいわけではありません。
- ⑷ 悪性骨腫瘍が原因で切断になる頻度は増加傾向にある。悪性骨腫瘍では患肢温存手術が進歩し、切断に至る頻度は減少しています。
- ⑸ 後天性の切断における幻肢の出現頻度は成人より低い。小児では幻肢の出現頻度が成人より低くなります。
解説
正解は⑸です。小児では身体の地図がまだ柔軟につくり変えられるため、後天的に切断を受けても幻肢が現れる頻度は成人より低く、現れても短期間でおさまることが多くなります。先天性の欠損では幻肢はほとんど生じません。小児と成人の違いを押さえて、関わり方を考えていきましょう。先天性の欠損では幻肢はほとんど生じない点も合わせて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成