仙骨部の褥瘡予防で適切なのはどれか。2つ選べ。
仙骨部の褥瘡予防で適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 円座を使用する。円座は穴の縁に圧が集中して血流を妨げるため、褥瘡予防には用いません。
- ⑵ 除圧動作を指導する。定期的に圧を抜くことが、褥瘡予防の最も基本的な方法です。
- ⑶ 長時間車椅子に座る。長時間の座位は圧の集中する時間を延ばし、褥瘡の危険を高めます。
- ⑷ 保湿クリームを塗布する。皮膚を乾燥から守ることで、傷つきやすさを減らせます。
- ⑸ フットサポートを通常よりも高くする。フットサポートを高くすると仙骨部にかかる圧が増し、かえって危険になります。
解説
正解は⑵と⑷です。仙骨部の褥瘡は座位や臥位で体重が集中することで生じるため、自分で体を持ち上げたり体幹を傾けたりして圧を抜く除圧動作を身につけてもらうことが基本になります。あわせて皮膚の乾燥は傷つきやすさにつながるので、保湿クリームで皮膚の状態を整えることも予防になります。発赤が消えないときは早めに報告し、体位の工夫を見直しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成