橈骨遠位端骨折におけるリハビリテーション治療について正しいのはどれか。
橈骨遠位端骨折におけるリハビリテーション治療について正しいのはどれか。
- ⑴ ギプス除去後から開始する。固定している間も手指や肩の運動は行うため、ギプス除去後からでは遅すぎます。
- ⑵ 就寝時には高挙するように指導する。患肢を高く保つことで腫脹が引きやすくなります。
- ⑶ 骨癒合後早期にスポーツに復帰させる。骨癒合の直後は強度が十分でなく、スポーツ復帰は段階を踏んで進めます。
- ⑷ 変形治癒は機能回復に影響を及ぼさない。変形したまま癒合すると可動域や握力の回復が妨げられ、痛みも残ります。
- ⑸ 加齢は機能回復を遅らせる要因とはならない。加齢は骨の治癒や組織の柔軟性に影響し、機能回復を遅らせる要因になります。
解説
正解は⑵です。橈骨遠位端骨折の後は手部の腫脹が残りやすく、放置すると指の拘縮やこわばりにつながります。就寝時に患肢を心臓より高く挙げておくと、静脈とリンパの還流が助けられて腫脹が引きやすくなります。あわせて日中から手指の自動運動を繰り返し行うことが大切です。日中から手指の自動運動を繰り返し行うことも大切になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成