身体図のような感覚障害を呈する場合に考えられる脊髄の障害部位はどれか。
身体図のような感覚障害を呈する場合に考えられる脊髄の障害部位はどれか。
- ⑴ ①障害されている側が図の分布と逆になり、感覚障害の左右が合いません。
- ⑵ ②脊髄の片側が障害された形であり、図の感覚障害の分布と一致します。
- ⑶ ③後索が両側で障害された形で、温痛覚の片側性の消失を説明できません。
- ⑷ ④前方が両側で障害された形で、片側の深部感覚消失を説明できません。
- ⑸ ⑤中心部の障害は宙づり型の温痛覚消失を起こすもので、分布が異なります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。身体図では、一方の下肢に深部感覚の消失があり、反対側の体幹と下肢に温痛覚の消失が広がっています。深部感覚は交叉せずに同じ側の後索を上行し、温痛覚は脊髄で交叉して反対側を上行するため、この組合せは脊髄の片側が障害されたBrown-Séquard症候群を示します。②が障害された側にあたります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成