60 歳の男性。COPD が進行し在宅酸素療法が導入された。酸素流量は労作時2L…
60 歳の男性。COPD が進行し在宅酸素療法が導入された。酸素流量は労作時2L/分である。入浴動作の指導で正しいのはどれか。
- ⑴ 洗髪を片手で行う。両腕を同時に挙げずにすむため、息切れを抑えられます。
- ⑵ 動作を素早く行う。素早い動作は酸素消費を増やし、息切れを強めます。ゆっくり行います。
- ⑶ 浴槽に肩まで浸かる。肩まで浸かると水圧で胸郭が締めつけられ、呼吸が苦しくなります。
- ⑷ 洗い場の椅子の座面を低くする。座面が低いと立ち上がりや前かがみの負担が増すため、高めの椅子を用います。
- ⑸ 入浴中は経鼻カニューレを外す。入浴中こそ酸素の需要が増えるため、カニューレは外さずに続けます。
解説
正解は⑴です。洗髪のように両腕を頭上へ挙げる動作は、胸郭の動きが制限されて息苦しさが強まります。片手ずつ行い、途中で手を下ろして呼吸を整えると負担が小さくなります。動作はゆっくり行い、息を吐きながら動かすこと、椅子に座って行うことも合わせて指導しましょう。息を吐きながらゆっくり動かすこと、椅子に座って行うことも合わせて指導しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成