てんかんについて正しいのはどれか。
てんかんについて正しいのはどれか。
- ⑴ 女性に多い。てんかんの有病率に大きな性差はなく、女性に多いとは言えません。
- ⑵ 単純部分発作は意識障害を伴わない。大脳の一部から始まり意識が保たれる発作です。
- ⑶ 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。脳血管障害などを背景に、高齢になると発症率はむしろ上がります。
- ⑷ 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。熱性けいれんからてんかんへ移行するのは数%で、半数以上ではありません。
- ⑸ 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。脳に器質的な原因がある症候性てんかんのほうが予後は不良になります。
解説
正解は⑵です。単純部分発作は大脳の一部から始まる発作のうち意識が保たれるもので、手がぴくつく、しびれる、においを感じるといった症状を本人が自覚できます。意識が障害されるものは複雑部分発作と呼ばれ、現在の分類では焦点意識減損発作にあたります。意識の有無で分けて覚えておきましょう。発作の型によって選ぶ薬が変わるため、分類は治療に直結します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成