うつ病患者に行った訓練を表に示す。あてはまる訓練法はどれか。職場の同僚に仕事を頼…
うつ病患者に行った訓練を表に示す。あてはまる訓練法はどれか。職場の同僚に仕事を頼まれたが、他の仕事もあった状況ので断った。気分(強さ:0〜100) 不安80 %、情けない90 %、ゆううつ70 %・嫌われたかもしれない自動思考(強さ:0〜100)・仕事をこなせない自分は落ちこぼれだ・他の頼まれた人はすぐに引き受けていた根拠・みんな仕事をかけもちでこなしている・全ての仕事ができないわけではない反証・頼まれて引き受けている仕事もある・みんな今忙しいわけではない適応的思考・自分の状況を同僚もわかってくれている不安40 %、情けない30 %、ゆううつ30 %・少し気持ちが楽になった。今の気分(強さ:0〜100)・思いつめ過ぎたと感じる。・前を向いていきたい。
- ⑴ コラム法気分、自動思考、根拠と反証を順に埋める記録です。
- ⑵ 自己教示法自己教示法は、自分への言葉かけを用いる方法です。
- ⑶ 行動活性化法行動活性化法は、活動の計画を立てる方法です。
- ⑷ ポジティブ日誌ポジティブ日誌は、良い出来事を書きとめる方法です。
- ⑸ アサーショントレーニング自己主張の仕方を練習する、別の方法になります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。表は、出来事とそのときの気分、頭に浮かんだ自動思考、その根拠と反証、そこから導いた適応的思考、そして最後に今の気分を並べた形になっています。これは認知行動療法で用いるコラム法の記録用紙そのもので、7つの欄を順に埋めながら考え方の偏りに気づいていきます。自己教示法は自分への言葉かけ、行動活性化法は活動の計画、アサーショントレーニングは自己主張の練習で、形が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成