頸髄損傷者の自律神経過反射への対応として正しいのはどれか。
頸髄損傷者の自律神経過反射への対応として正しいのはどれか。
- ⑴ 導尿最も多い誘因である膀胱の充満を取り除く対応です。
- ⑵ 下肢挙上下肢を挙げると静脈還流が増えて血圧がさらに上がります。上体を起こします。
- ⑶ 腹帯装着腹帯で腹部を締めると刺激になり、症状を悪化させます。
- ⑷ 大腿部叩打叩打は損傷高位より下への刺激となり、発作の引き金になります。
- ⑸ 鎮痛剤内服鎮痛剤では原因の刺激を取り除けず、血圧も下がりません。
解説
正解は⑴です。自律神経過反射は、膀胱の充満や便のたまりといった損傷高位より下からの刺激がきっかけで起こります。最も多い誘因は尿の貯留なので、まず導尿して膀胱を空にすることが対応の基本になります。あわせて上体を起こして血圧を下げ、締めつけている衣服やベルトをゆるめます。発作中は血圧を繰り返し測り、改善しなければ速やかに医師へ報告します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成