痙縮治療について適切なのはどれか。
痙縮治療について適切なのはどれか。
- ⑴ 内服治療は行わない。バクロフェンやチザニジンなどの内服薬が広く用いられています。
- ⑵ 温熱療法は禁忌である。温熱療法は筋の緊張をやわらげる方法として用いられ、禁忌ではありません。
- ⑶ 経皮的電気刺激を行う。筋緊張をやわらげる手段の一つとして用いられます。
- ⑷ ボツリヌス毒素療法は上肢には有効ではない。ボツリヌス毒素療法は上肢の痙縮にも有効で、保険適用があります。
- ⑸ 下肢筋力増強訓練は痙縮を増悪させるので避ける。筋力増強訓練は痙縮を悪化させるとは限らず、適切な負荷で行えば有用です。
解説
正解は⑶です。経皮的電気刺激は、痙縮のある筋の拮抗筋を刺激したり、感覚入力を与えたりすることで筋緊張をやわらげる方法で、他の治療と組み合わせて用いられます。痙縮の治療には内服薬、ボツリヌス毒素の注射、温熱や寒冷、ストレッチ、装具など複数の手段があり、目的に応じて組み合わせていきます。目的に応じて複数の手段を組み合わせていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成