高次脳機能障害の評価として用いられる神経心理学的検査において、動作性検査(絵画完…
高次脳機能障害の評価として用いられる神経心理学的検査において、動作性検査(絵画完成、符号、積木模様、行列推理、絵画配列、記号探し、組み合わせ)と言語性検査(単語、類似、算数、数唱、知識、理解、語音整列)の14 項目で構成される検査はどれか。
- ⑴ BADSBADSは遂行機能を評価する検査で、知能指数は算出しません。
- ⑵ MMSEMMSEは11項目からなる認知機能のスクリーニング検査です。
- ⑶ SLTASLTAは標準失語症検査で、言語機能を詳しく調べるものです。
- ⑷ WMS-ⅢWMS-Ⅲはウェクスラー記憶検査で、記憶の領域を評価します。
- ⑸ WAIS-Ⅲ言語性と動作性の14の下位検査からなる成人用の知能検査です。
解説
正解は⑸です。WAIS-Ⅲは成人用のWechsler式知能検査で、言語性検査7種類と動作性検査7種類の計14の下位検査からなり、言語性IQ、動作性IQ、全検査IQに加えて4つの群指数を算出できます。領域ごとの得意不得意が分かるため、高次脳機能障害の評価や支援の組み立てに用いられます。結果は支援の組み立てに生かしていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成