ソクマル作業療法士

50 歳の男性。アルコール依存症。大学を卒業後、就職したころから飲酒が始まる。転…

50 歳の男性。アルコール依存症。大学を卒業後、就職したころから飲酒が始まる。転勤で一人暮らしになってから飲酒量が増加し、仕事もやめ昼夜問わずに飲み続けるようになった。その後、精神科病院を受診し入退院を繰り返す。主治医には「酒はもうやめます」と言いながらも退院後に再飲酒していた。作業療法士には「酒をやめたいのは本当だが、退院しても仕事が見つからないのでつい飲んでしまう。何とかしてほしい」と話す。この患者の心理状態として最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑶です。やめたい気持ちと飲みたい気持ちが同時に存在し、本人の中で揺れている状態を両価性と呼びます。この患者も断酒したい思いを語りながら、仕事が見つからないことを理由に飲酒を続けており、相反する気持ちを抱えています。どちらか一方を責めるのではなく、やめたい気持ちの側を支える関わりが必要になります。やめたい気持ちの側を支える関わりを続けていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題