ソクマル作業療法士

25 歳の男性。頸髄完全損傷。手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない。書字の際の…

25 歳の男性。頸髄完全損傷。手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない。書字の際のボールペンを把持した場面(別冊No. 1)を別に示す。片手では困難で、両手でボールペンを保持する動作が観察された。このような動作を行う頸髄損傷患者のZancolli の四肢麻痺上肢機能分類の最上位レベルはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵です。Zancolliの分類でC6Aは、腕橈骨筋は働くものの手関節を背屈させる長・短橈側手根伸筋がまだ使えない段階です。手関節を背屈させると指が曲がる腱固定作用を利用できないため、片手でペンをつまむことができず、両手で挟むようにして保持することになります。C6BⅠ以上になると手関節の背屈が可能となり、腱固定作用による把持ができるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成

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