心室中隔欠損症で正しいのはどれか。
心室中隔欠損症で正しいのはどれか。
- ⑴ チアノーゼを生じる。左から右への短絡のため、通常はチアノーゼを生じません。
- ⑵ 動脈管が開存している。動脈管の開存は動脈管開存症の病態です。
- ⑶ 卵円孔の閉鎖不全である。卵円孔の閉鎖不全は心房中隔欠損症の病態です。
- ⑷ 肺血流量は正常時よりも多くなる。左室から右室へ血液が流れ込むため、肺血流量が増えます。
- ⑸ 大動脈から肺動脈に直接血液が流れる。大動脈から肺動脈へ直接流れるのは動脈管開存症です。
解説
正解は⑷です。心室中隔欠損症では、圧の高い左室から右室へ血液が流れ込むため、肺へ送られる血液が正常より多くなります。肺血流が増えると心不全や呼吸器感染を繰り返しやすくなり、長く続くと肺高血圧をきたします。左から右への短絡であるため、通常はチアノーゼを生じない点もあわせて押さえておきましょう。短絡の向きから症状を導けるようにしておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成