疾患と頻度の多い症候との組合せで正しいのはどれか。
疾患と頻度の多い症候との組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ Alzheimer 型認知症 ― 羽ばたき振戦羽ばたき振戦は肝性脳症などの代謝性脳症でみられます。
- ⑵ Huntington 病 ― 線維束性収縮線維束性収縮は筋萎縮性側索硬化症など、運動ニューロンの障害でみられます。
- ⑶ 多発性硬化症 ― 舞踏運動舞踏運動はHuntington病に特徴的な不随意運動です。
- ⑷ 筋萎縮性側索硬化症 ― 静止時振戦静止時振戦はParkinson病に特徴的な症状です。
- ⑸ 多系統萎縮症 ― 起立性低血圧自律神経障害による起立性低血圧が早期から現れます。
解説
正解は⑸です。多系統萎縮症では、小脳性の失調やParkinson症状に加えて、自律神経の障害が早い時期から現れます。立ち上がったときに血圧が大きく下がる起立性低血圧や、排尿障害、発汗の異常が代表的です。離床の際は、段階的に角度を上げ、血圧と症状を確かめながら進めることが大切になります。疾患ごとに出やすい症候を結びつけて整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成